朝のバラエティーをみてびっくり。大谷翔平選手が父親リスト入り。真美子夫人に子供が生まれるんだ。元気な赤ちゃんでありますように。でもいったい父親リストって何？ここではMLBの父親リストについて解説します。
【MLB】選手の「父親リスト（Paternity List）」って何？有名選手の実話とともにたどる、家族愛あふれる制度の進化
メジャーリーグ（MLB）には数多くのユニークな制度がありますが、
その中でもじんわり心が温まるのが「父親リスト（Paternity List）」という制度。
これは、選手が子どもの誕生に立ち会うために試合を休める制度で、
まさに「父になる瞬間を、ちゃんと迎えよう」というMLBの家族愛が詰まった仕組みなんです。
MLBの父親リストって何？
選手が自分の子どもの誕生に立ち会うために
一時的にロースターから外れ、
最短1日・最長3日間まで
チームを離脱できる制度です。
チームは代替選手を一時的に登録できるため
戦力を維持しながらも選手の人生の節目を
支えることができます。
父親リストはこんな制度！
markdownコピーする編集する┌────────────┐
│ 子どもが生まれる！ │
└────────────┘
↓
┌────────────────────┐
│ 父親リストに登録（1～3日間） │
│ チームを一時離脱 │
│ 代替選手が一時昇格 │
└────────────────────┘
↓
┌──────────────┐
│ 選手、復帰！ │
└──────────────┘
- 対象：子どもの誕生
- 期間：最短1日〜最長3日
- 登録枠：1名追加可
「父親リスト」 制度はどうやって生まれた？〜歴史をたどる〜
1. 社会的背景：家族と仕事のバランスを取る風潮の高まり（2000年代）
- 2000年代後半から、アメリカ社会全体でワーク・ライフ・バランスへの意識が高まりました。
- 特に「育児に積極的に関わる父親像」が求められるようになり、企業やスポーツ団体にも制度改革の波が及んでいました。
🔹2. MLBとMLB選手会（MLBPA）の交渉
- 2010年頃の**団体交渉（CBA: Collective Bargaining Agreement）**の一環として、選手会から「出産に立ち会いたい」という要望が出されました。
- MLBも選手の家庭生活を尊重する姿勢を見せ、制度導入に前向きになります。
3. 制度の正式導入（2011年シーズンより開始）
- 2011年4月、MLBが公式に「Paternity List（父親リスト）」の導入を発表。
- 選手は子どもの誕生に際して、最短1日・最長3日チームを離れることが可能になりました。
- この期間中、チームはその選手の代わりに40人ロースターから代替選手を昇格させられるという柔軟な仕組みも整えられました。
4. 導入後の反応と制度の定着
- 初期には保守的なファンや一部メディアから「甘い」「昔の選手は休まなかった」といった声もありました。
- しかし、選手自身の支持や、ファンの意識の変化によって次第に受け入れられ、今ではMLBのスタンダードな制度として定着しています。
補足：類似制度
こうした仕組みは、リーグのイメージアップや選手の精神的な健康を守るためにも
重要視されています。
「父親リスト」と並んで、MLBには**Bereavement List（忌引きリスト）**など、
選手の私生活に配慮した制度がいくつかあります。
【制度の年表】
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 2000年代後半 | 「家族を優先したい」という選手の声が高まる |
| 2010 | MLB選手会がMLB機構に制度整備を要請 |
| 2011 | 「父親リスト」正式導入！最初の利用者が出る（ジョシュ・ウィリンガムなど） |
| 2011～ | 毎年20～30人の選手が利用。制度が定着。 |
| 2020以降 | SNSやファンからの祝福文化も定着 |
MLB父親リスト導入とその波紋
【導入当時の批判】
当時、この制度にはいくつかの批判がありました。主なポイントは以下の通りです：
1. 「男が出産に立ち会うのは過剰では？」という保守的な声
一部のファンや評論家は「プロのアスリートが出産に立ち会うために試合を休むのは職務放棄ではない
か」と考え、伝統的な価値観に基づいた批判をしました。
2. チームへの影響を懸念する声
特にプレーオフ進出がかかるシーズン終盤などにおいては、
「主力選手が抜けることでチームに不利になる」という懸念もありました。
【批判を受けた代表的な選手】
アダム・ラローシュ（Adam LaRoche）
- 2011年の制度導入当初ではありませんが、ラローシュは「家庭を大事にするスタンス」で話題になった選手で、息子を頻繁にクラブハウスに連れてきていたことが問題視され、最終的にホワイトソックスとの対立を経て引退しました。この件も、「父親としての役割」と「プロ選手としての責任」のバランスに関する議論を呼びました。
ダニエル・マーフィー（Daniel Murphy）
- 2014年、マーフィーは父親リストを利用して開幕直後の試合を2試合欠場しました。この決断に対し、当時のスポーツラジオのパーソナリティ（例えばマイク・フランセッサやボーマー＆カートンなど）が「たった一度の出産のために試合を休むなんて信じられない」と批判し、大きな波紋を呼びました。
- 一方で、多くの人々がマーフィーを擁護し、育児に参加する父親像の重要性を説く意見も広まりました。
■ 実際にリスト入りした選手のエピソード
◉ マイク・トラウト（2020年）
第一子の誕生に立ち会いのためにリスト入り。復帰戦でホームラン！
◉ ゲリット・コール（2022年）
「これは人生で最も大切な瞬間。野球より大事だよ」とコメント。
◉ フレディ・フリーマン（2021年）
出産に備えて事前調整。赤ちゃんとのツーショットにファンが感涙。
選手のリアルな声〜父親リストを経験して〜
マイク・トラウト
「息子の顔を初めて見た瞬間の感動は、どんなホームランよりも大きかった」
ゲリット・コール
「人生には野球よりも大切な瞬間がある。それをMLBが認めてくれてうれしい」
トレバー・ストーリー（レッドソックス）
「家族と過ごす3日間は、僕のキャリアの中で最も意味のある時間だった」
フレディ・フリーマン
「家族は僕の原点。このリストがあること自体が、MLBの素晴らしさだよ」
父親リスト以外の家族支援制度・取り組み
1️⃣ 忌引きリスト（Bereavement List）
- 家族に不幸があった際に使用可能。
- 最短3日間、最長7日間チームを離れられます。
- 「心の整理をつける時間を持つ」ことを目的にしており、チームは代替選手を登録可能。
2️⃣ 育児関連サポート（Childcare Support）
- 一部の球団ではホームゲーム時に託児サービスを球場内または近隣施設で提供。
- 選手のパートナーが球場で観戦しやすくするための支援体制（VIPファミリールームの設置など）も整備。
3️⃣ 遠征時の家族帯同制度（Family Travel Days）
- 特定の期間（例：オールスター前後や遠征ラスト週など）には、家族もチャーター機で同行できるよう配慮するチームも。
- 子ども向けアクティビティや奥様会（Wives Club）の運営を支えるスタッフも存在。
4️⃣ シーズンオフの育児支援プログラム
- MLBと選手会（MLBPA）が共同で提供する**ライフサポートプログラム（Employee Assistance Program）**では、育児相談・心理カウンセリングなどを匿名で利用可能。
- 特に新米パパ選手向けの子育てセミナーやメンタルヘルス支援なども充実しつつあります。
5️⃣ 多様な家族の在り方への配慮
- 同性パートナーや養子縁組など、伝統的な家族構成以外の選手にもサポートの枠を拡大。
- たとえば「ファミリーデー」では選手の家族がフィールドに上がれる時間が設けられており、あらゆる家族形態を歓迎する姿勢が強調されています。
マイナーリーグで進行中の家族支援
① 有給の家族関連休暇（導入が進行中）
- 一部のチームやレベル（AAAやAA）では、短期的な家族都合の離脱（出産や忌引き）に対し有給扱いとする動きが始まっています。
- ただし、全チーム・全選手に行き渡っているわけではなく、球団による格差が大きいのが現状。
② 住宅サポート（家族持ち選手向け）
- MLBが2022年からマイナーリーガーへの住宅提供を義務化したことで、家族持ち選手にも恩恵あり。
- 単身者用アパートではなく、家族向けの間取りを用意するチームも出てきている。
③ 育児・心理支援プログラムの拡充
- MLBPAとMLBによる福利厚生拡充で、心理カウンセリングや育児相談窓口がマイナーにも波及。
- 特にルーキーやドミニカ出身選手に向けた、言語・文化サポート付きの生活支援も注力中。
④ 球団主導のファミリーイベントや帯同制度（まだ一部）
- トリプルAなど一部の球団では、「ファミリーデー」やホームゲームでの家族招待制度があり、子どもがグラウンドに入れる機会も。
- ただし、遠征に家族を帯同できるような仕組みは、MLBほど整っていないのが現状。
🚧【課題】
- 球団間の対応差が大きい（例：ヤンキース傘下 vs 独立系球団）
- 下部レベル（A級、ルーキーリーグ）では依然として制度不足
- 家族支援の拡充は選手会との交渉次第でもある
🎯結論
マイナーリーグでも、家族を大事にする制度はようやく芽生え始めた段階。
MLBに比べてまだまだ発展途上だけど、**近年は明らかに「変わってきている」**と言える状況です。
日本ではどうなの？
NPB（日本プロ野球）には現在「父親リスト」のような正式な制度はありません。
ただし、近年は出産や家族の事情での一時離脱が柔軟に認められるようになってきており、
MLBの影響はじわじわと広がっています。
まとめ｜父になる瞬間も、ヒーローでいられる「父親リスト」
MLBの「父親リスト」は、選手の人生そのものを尊重する優しい制度です。
ヒーローである前に、一人の人間である選手たち。その姿に、ファンはますます心を打たれます。
たった3日かもしれないけれど、その3日が人生で一番の宝物になる――。
そんな価値観を、MLBは制度という形で選手に贈っているのです。
「ビッグニュース」 ロバーツ監督が語る大谷翔平の父親リスト入りと家族への思い
ロサンゼルス・ドジャースのロバーツ監督は18日。
大谷翔平選手が「父親リスト入り」したことを明かした。
囲み取材に笑顔で現れた監督は「ビッグニュース、ビッグニュース」と語り、
「間もなく真美子さんとの間に赤ちゃんが生まれる予定。
それ以外のことは分からない。
彼がいつ戻るのか、赤ちゃんがいつ生まれるのかも分からないが、
2人で第1子誕生の瞬間を楽しみにしている」と話した。
さらに、「翔平は感情や状況をうまく切り替えられる男。
睡眠が大好きな彼だけど、赤ちゃんが生まれたとき、
睡眠欲が勝つか、それとも起きて付き添っていられるのか、興味深いよ」と頬を緩めた。
この日からドジャースはテキサスでのレンジャーズ3連戦。
大谷はロサンゼルスに残り、今季初の欠場となった。週末に復帰する可能性もあるという。
真美子夫人が経験するアメリカでの出産についても調べています。
覗いてみて下さい。
↓ ↓ ↓
投稿を編集 “大谷翔平選手の奥さん真美子夫人のアメリカセレブの出産とは？” ‹ モミジのボッチ散歩 — WordPress
ロサンゼルス・ドジャースの公式ホームページは、MLB公式サイト内の専用ページとして提供されています。以下のリンクからアクセスできます：MLB.com
大谷翔平選手の公式SNSアカウントは以下の通りです👇
📸 Instagram（インスタグラム）
- https://www.instagram.com/shoheiohtani/
- ユーザー名：@shoheiohtani
- 内容：試合の様子、スポンサー活動、オフショット、トレーニング風景など
- フォロワー数：1000万人以上（2025年4月現在）
