モミジの母、91歳が、入院。
ケガの状態より心配なのは、
単調な入院生活。
ケガ以上に母のメンタルが心配。
年齢相応の認知機能の低下は避けられないかもしれませんが、
できるだけ、メンタル的に健やかに過ごしてもらいたい。
何か、母が楽しめるものは何か、暇つぶしに、
少しでも健やかに時間を過ごせるものを差し入れたい。
入院中に暇つぶしをするためには、
何か活動や娯楽を提供することが重要ではないかと思います。
暇つぶしは心身の健康を維持し、
入院生活をより快適にするのに役立つ。
高齢者の入院中の暇つぶしのアイデアです。
何より大切なのは高齢者とのコミュニケーション
病院までは、往復3時間程度かかります。
この距離は実をいうと、かなりつらいのですが、
可能な限り頻繁に病院にいって、母と話をしようと心がけています。
母と話ができる時間は限られているのですから。
モミジと母との会話が一番の母の暇つぶしになるように心がけています。
コロナの関係で面会時間は15分と限られていますが、
15分間を大切に使おうと思っています。
しかし、やはり母は病院で一人の時間が大半を占めています。
そこでコミュニケーション以外の高齢者の病院での暇つぶしを6つ程度考えました。
読書
雑誌や本を持参し読んでもらう。
ここで問題なのは、
長い間疎遠になっていた私はどのような本が好きか、
どのような分野の雑誌が好きか。
知らないのです。
面会のとき、本人に聞くのが一番かなと思います。
電話で聞くのもありかと、思いますが、
高齢者は耳が遠くなっている場合ですよね。
私には7歳年下の妹がいます。
彼女は看護師。まだ、現役。
さすがです。先日絵本を差し入れると言っていました。
人生を考える本、趣味を楽しむ本、脳トレに役立つ本等々。
私の場合、単純に楽しんでもらいたいと思っています。
母は、今でもわからない表現は辞書で調べるほど勉強熱心。
活字、言い換えると活字を通して学ぶのが好きなのだと思います。
文字を書いて脳トレができる本をさがしてみました。
児玉光雄「5分間脳トレ ―「解くだけ」で脳が10歳若返る!」など
がいいかなと考えています。
しかし、これはあくまでモミジの母の話。
やはり面会でコミュニケーションをとって、
本人が一番望むものが大切ですね。
パズルやゲーム インターネットとテクノロジー
これも高齢者向けの、パズルやゲームがありますね。
ただ、モミジの母はスマホ等は使わないので、
スマホゲームは無理ですが、
スマホが使える高齢者には良い暇つぶしになるかかと思います。
(別に高齢者でなくてもゲームは楽しいですからね)
面会に行ったときに、
簡単なゲームをダウンロードしてあげるのは
とても良い暇つぶしであり、脳トレなのではないでしょうか。
人気のあるオンラインゲーム4選
人気のゲーム4選
1.Brain Age (脳を鍛える大人のDSトレーニング): 任天堂が開発したDSソフトで、脳トレーニングゲームです。認知機能を鍛えるための様々な課題が含まれています。
2.ぷよぷよ eSports: みんな大好きぷよぷよゲーム。
ぷよぷよはシンプルなルールのパズルゲームで、高齢者にも楽しんでプレイできまよね。オンラインしなくても十分楽しいのですが、eSports版はfオンラインで他のプレイヤーと競えるバージョンです。
3.ソリティア: ソリティアは古典的なカードゲームですね、認知症予防に良いとされています。オンラインで無料でプレイできるサイトも多くありますよ。。
4.Animal Crossing (どうぶつの森): このシリーズはリラックスできるきる楽しいゲームですよね。
自分の村を育てたり、他の村人と交流したり。高齢者にも楽しいと評判です。
残念ながら母はスマホも使えませんが、
家族とコミュニケーションがオンラインでとることができたら
最高でしょうね。
ただし、個々の興味やゲームの難易度に合わせて選ぶことがむずかしいですね。
オンラインゲームをプレイする際には、セキュリティやプライバシーにも注意を払うことが重要ですよ。。
パズル
パズルも、猫好きな高齢者には猫のパズルを。
という感じで好きなものを見ているときはだれもが幸せ感じますからね。
ただ、ベットの上でパズルをするのは少しスペース的に厳しいかもしれません。
それは、それぞれの方の状況次第でしょうか。
手工芸
手編み、手作りカード、絵画、刺繍など、手工芸は創造性を刺激してくれるし
、時間を楽しいものに変えてくれると思います。
いろいろな選択肢を示して、
高齢者がやりたいことを事前に聞いておくことが大切ですね。
でないと、私のように無駄な買い物をすることに。
あくまでも本人の興味が大事。
思い返すと、母は洋裁をしていました。
さすがに、ミシンを病院に持ちこむことできませんが、
刺繡に興味を示していました。
フランス刺繍は少しハードルが高いので
刺し子なんかどうかなと考えています。
映画やテレビ番組
ほとんどの病院にはテレビが備え付けてあります。
以前はあまりテレビを見ることがなかった母ですが、
入院してから見るようになったようです。
本人の興味のありそうな番組を事前に調べておいて
教えてあげるのがよいかと思います。
前回面会した時にはNHKの朝ドラの話をしました。
やはり高齢者にとってはテレビは一番なじみのある娯楽の源のようです。
できれば感想などを聞いて会話の材料にできるといいですね。
聴力が落ちた高齢者 聞き取りやすいスピーカーの活用も
リハビリテーション
入院中にリハビリテーションプログラムを受けることは、
体力や機能の回復を促進する重要な活動だと思います。
前回面会した時には、リハビリの最中でした。
リハビリ担当の看護師さんともお話しました。
モミジの母の場合積極的にリハビリを受けているようです。
前々会にあったときには、
車いすに乗っていましたが、
前回は補助機をつけて自分で歩いていました。
「お母さんがんばったねー」
思いっきり褒めました。
看護師さんも、最初はほとんどコミュニケーションを
とろうとしなかった母が最近では、
自分から話しかけるようになったと、話していただきました。
病院から提案があったら家族が、
無理のない程度に後押ししてあげることをお勧めします。
高齢者 脳トレと暇つぶし 健やかな時間ためにはやはりコミュニケーション
高齢者の暇つぶしのツールは他にもたくさんあるかと思いますが、
やはり、一番大切なのは、直接コミュニケーションをはかることではないでしょうか。
何より、高齢者にとって思い出に残るのはやはりコミュニケーションそのものしかないのです。
しかし、コロナが広まった状況を経験した今、病院や介護施設が閉鎖されるという状況もあります。
オンラインにも備えておく必要があると思います。
私自身、あまり得意ではないのですが、
もっと早いうちにZOOMなのどの使い方を母と共有しておくべきだったと思います。
モミジも退職し、かなりの年齢になり、母が90歳を超え、父が他界した今。
時間は限られている。という当たり前のことを痛感しています。
この記事が高齢者を抱えるご家族の何かのお役に立てば幸いです。