ビッグモーターの不正行為に対する報道を見るたび、犯罪行為のみならず、被害を受けた社員の苦悩も考えさせられます。ブラック企業は多く存在し、入社前に慎重に注意点を確認することが重要です。
ブラック企業 ビッグモーターのような会社に入社しないために
ビッグモーターのニュースがテレビで流れるたびに、
ある種の恐ろしさを感じます。
やったことはもちろん悪質なのですが、
社員はどんなひどい目にあわされただろうか。
私ならきっとメンタルが
やられてしまっただろうなと思います。
でも、あの会社だけではない。
ブラック企業といわれる会社がたくさん。
辛い思いをしないため、
入社するの注意点を下記にまとめました。
ブラック企業ってどんな企業のことをいうの?
「ブラック企業」という用語は、労働条件や労働環境が労働者にとって非常に不利で、過酷で不健康な状況での労働を強いる企業を指す日本の俗語。
- 過労労働: ブラック企業は、長時間労働が標準的であり、労働者に対して法定の休憩や休日を十分に提供しないことが多い。こ
れは過労につながり、身体的、精神的な健康問題を引き起こす可能性あり。 - 給与や労働条件の不当性: ブラック企業は、労働者に対して
適切な給与や手当を支払わないことがあり、
法的な最低賃金基準を満たさないこともある。
適切な労働条件や保険の提供が不足している。 - 労働者権利の侵害: ブラック企業はしばしば労働者の権利を侵害し、
労働組合の権利を尊重しないことがあります。
不当な解雇やいじめ、パワーハラスメントなどの問題が発生することあり。 - 安全と健康の不備:
ブラック企業は、労働者の安全や健康に対する注意が不足しており、
労働災害のリスクが高まることがあ。
まずは面接前に下調べー何事も準備が大切
まずはブラックリストに載っていないかどうかをチェック
以下のサイトが参考になるかもしれません。
1.ダイヤモンド編集部が作成した
「従業員の不満投稿が多い”ブラック企業ランキング2023上半期」
2.厚生労働省が公表している「労働基準監督署における行政処分等の公表」
3.全国500万件の法人企業を一覧で掲載している「全国のブラック企業一覧」
ブラック企業リストについては、以下のサイトが参考になるかもしれません。
とにかく、まずは「ブラック企業」と打ち込んでグーグって
口コミチェック
社員の口コミや評判を調べましょう。
ブラック企業は、社員の退職率が高く、
残業や休日出勤が多いことが多いです。
また、パワハラやセクハラなどの
問題が起きていることも多いです。
給与と福利厚生
1.給与の明示: 非常に低い給与が提供されている場合、それは警戒のサイン。
業界標準に合致しているかどうか確認しましょう。
2.福利厚生: ホワイト企業は通常、社会保険、年次有給休暇、健康保険、退職金などの福利厚生を提供します。これらが欠如している場合、ブラック企業の可能性が高いのです。
これらは誰もが事前に調べることだともいますが、問題は年次休暇を実際にとれる状況かどうかではないでしょか。年次休暇を取ろうとすると無視される、嫌味を言われるなどの見えないブラックが問題。
面接前の対応で注意すること
1.面接日の指定の仕方が一方的(必ずしもブラックとは言えませんが一応注意しておいてください
2・メールの文章が雑 (一時が万事、会社に入って雑に扱われる可能性があります)
面接時に注意すること
社員の様子や職場の雰囲気
いよいよ面接です。まずは面接室に入る前に職場の雰囲気を観察することが重要です。社員の様子や職場の雰囲気が暗く、緊張感があることもブラック企業の特徴です。
皆さんんも経験ありませんか。何かここ雰囲気わるい?なんかここにいる人暗い。その観察力を大切にしましょう。
- 受付の人が暗い、不愛想 通路やエレベーターで会う社員が挨拶しない
- オフィスが汚いカオスだトイレが汚い
上記の内容に該当したら要注意。可能なら少し早めに行ってトイレに入ってみるのをいいかもしれません。
福利厚生を説明するときの面接官の姿勢
ブラック企業は、給与や福利厚生などの具体的な条件を明記していないことが多く、面接でも曖昧な回答をすることが多いです。
ホワイト企業は、条件や仕事内容をしっかりと説明してくれることが多く、面接でも明るく丁寧に対応してくれることが多いです。
福利厚生や条件や仕事内容を丁寧に説明するというのは、相手を人として大切に扱っていることを意味しています。
ブラック企業の面接官にありがちな特徴について、以下の記事が参考になるかもしれません¹
面接官も見た目が大事だよー
- 面接官の服装が不潔ということはこの社員の余裕のなさと、相手に対する敬意のなさの表れかも
面接官の態度が高圧的、目が死んでいるのはブラック企業の典型的な特徴
ブラック企業の面接官の質問あるあるリスト
長時間労働についての質問
- “残業を惜しまずにやる覚悟はありますか?”
- “週末や休日にも仕事をしてもらうことがあるかもしれませんが、
問題ありませんか?”
ストレス耐性に関する質問
- “ストレスの多い状況での仕事に耐えられますか?”
- “プレッシャーの中でもパフォーマンスを発揮できる自信はありますか?”
給与や福利厚生についての回避的な質問
- “給与については採用後に詳細をお話しすることになります。問題ありますか?”
- “福利厚生については、労働契約の段階でご案内いたします。特に質問はありますか?”
こういう契約に対する説明をあいまいにする会社は要注意
ワークライフバランスに関する無視
- “緊急のプロジェクトがある場合、
休日や夜間にも出社できるということを理解していますか?” - “労働時間はフレキシブルではなく、
定時に帰宅できることはほとんどありません。
それでも応募を続ける意志はありますか?“
職場文化についての模糊な説明:
- “当社の職場文化はチームワークと高いパフォーマンスを重視しています。
どのような職場文化が理想だと思いますか?” - “当社は成果主義を尊重しており、努力次第で成功できる環境です。
どのような成果を期待できると思いますか?”
耳障りのいい言葉やうまくいったときのことのみを強調してますね。
差別的な質問
・“家庭のことで忙しい場合、長期的なコミットメントが難しいかもしれませんが、
問題はありませんか?”
- “若い候補者の場合、経験が不足している可能性があります。それでも応募し続けるつもりですか?”
これらの質問は、ブラック企業の特徴を反映する可能性があります。
ブラック企業の面接で、候補者は自身の権利や福祉に注意を払い
疑わしい質問に対して賢明に対応する必要があります。
「やりがいのある職場」というと聞こえがいいですね。
しかし、これはとてもとトリッキーな言葉です。
「やりがい」を理由に社員が精神的にも肉体的にも追い詰められというのはよくあることです。気を付けましょう。
また「家庭的なアットホームな職場」というフレーズも危険な感じがします。
みんなが同じ方向を向いている感じがします。飲み会は絶対参加というケースも。気を付けてください。基本精神論を持ちだしたら気を付けましょう。
新卒採用以外の人は特に注意
仕事を辞めたら金銭的にも精神的にもだんだん追い込まれ、
自信を無くすのは当然です。
しかし、落ち着いて行動することが大切です。
良い職場に出会えるように。
自分軸にあっているか
自分の希望や価値観に合っているかどうかを考えましょう。
ブラック企業は、自分の意見や感情を無視されたり、
自分の能力や成果を評価されなかったりすることが多いです。
また、自分のキャリアや将来について考える余裕がなかったりすることも多いです。
まとめ 大切なのは自分軸
注意すべき点は上記の点ですが。
大切なのは自分軸をもつことです。
どのような生き方をしたいのか。
自分軸が一番大切なのではないでしょか。
言うは簡単ですが、
「転職となると多少の妥協は仕方ない。」
と考えるのは当然。
しかし、自分多くの時間をさく重要な部分。
とにかく落ち着いて。