佐々木朗希の凄さを徹底解説！

プロ野球界の未来を担う逸材、佐々木朗希（ささきろうき）。その圧倒的なピッチングは、多くの野球ファンを魅了し続けています。今回は、彼の凄さをできるだけ詳しく解説していきます。

佐々木朗希の凄さを徹底解説ー1. 史上最速の豪速球

佐々木朗希の最大の武器は、日本人最速の165km/hの速球です。この球速はMLBの一流投手にも匹敵し、日本プロ野球の歴史に残る数字です。さらに、ホップ成分が強く「浮き上がる」ような直球で打者を圧倒します。

彼のフォームは洗練されており、力みに頼らずスムーズな動きで速球を投げます。そのため、肩や肘への負担が少なく、長期的な活躍が期待されています

剛速球投手は荒れ球になりがちですが、
佐々木朗希は違います。
150km/h後半のストレートでもしっかりとコースを突き、
ボールを意図的に散らすことができます。

特に、彼のストライクゾーンへのアプローチは見事で、
四球が少なく、ピンチでも冷静に投げ分けられる
メンタルの強さも持ち合わせています。

佐々木朗希は速球だけでなく、変化球も一級品です。

フォークボール（スプリット）
- 140km/hを超える高速フォークは、落差が大きく、空振りを量産します。
- 2022年の完全試合では、このフォークが特に冴え渡りました。そして、13者連続奪三振の快挙を達成しました。
スライダー
- 130km/h台後半で鋭く変化し、右打者・左打者問わず有効な武器となっています。

速球と変化球のコンビネーションが完璧です。
打者は的を絞るのが非常に難しくなっています。

佐々木朗希といえば、2022年4月10日の完全試合を抜きには語れません。

この試合は、日本プロ野球史上に残る伝説となりました。翌週の登板でも8回まで完全試合ペースを維持しました。2試合連続で異次元の投球を披露することになりました。

佐々木朗希は、大舞台でも動じない強靭なメンタルを持っています。完全試合のプレッシャーの中でも冷静に投げ続けました。WBCでは堂々とした投球を披露しました。

佐々木朗希投手がチームの苦しい状況でも自身のピッチングを崩さなかった具体例として、
2024年9月22日の西武戦が挙げられます。
この試合で佐々木投手は初回に2点を失いましたが、
スライダーを多投するなど投球を修正。
7回4安打2失点、10奪三振の好投で自己最多タイの9勝目を挙げました。

また、2022年4月17日の日本ハム戦。
前回登板で完全試合を達成した直後の試合で、
8回を投げて14奪三振、無安打無失点の快投を見せました。
この試合では、8回まで完全試合のペースで投げ続けましたが、
球数の関係で降板しました。

これらの試合は、佐々木投手がプレッシャーのかかる場面でも冷静に対応し、チームに貢献する投球を続けていることを示しています。

特に、メジャー球団が求める「三振を奪える投手」です。佐々木朗希は理想的な存在です。ダルビッシュ有や大谷翔平に次ぐ、日本人エースとしてMLBで輝く姿が期待されています。

2025年3月19日、東京ドームで行われたMLB開幕シリーズ第2戦で、佐々木選手はロサンゼルス・ドジャースの先発投手として登板しました。この試合では、3回を投げて1失点、3奪三振、5四球という結果でした。

初回の圧巻の立ち上がり 初回は全11球中9球がフォーシームで、最速100.5マイル（約161.7キロ）を記録。三者凡退に抑え、メジャー初奪三振を鈴木誠也選手から奪いました。
2回以降の課題 2回には制球が乱れ、2つの四球を与えましたが、併殺打でピンチを切り抜けました。3回には3連続四球で押し出し失点を喫しましたが、その後は連続三振で締めくくりました。
投球内容
- 投球数：56球
- フォーシーム：37球
- フォーク：15球
- スライダー：4球