牛乳パックブラシを使って、見て見ぬふりのあの場所も掃除

牛乳パックを乾かして切り込みを入れ束ねって作った牛乳パックブラシ 定年後の生活

最近、環境に優しいリサイクルアイデアとして「牛乳パックブラシ」が注目されています。このブログでは牛乳パックブラシの作り方と掃除での活用法をご紹介します。

牛乳パックブラシの作り方

  1. 材料を準備する
    • 使用済みの牛乳パック
      (1Lのものが作りやすい)
    • ハサミまたはカッター
    • ホチキスまたは輪ゴムまたはガムテープ
  2. 牛乳パックを洗って乾かす
    • しっかりと洗浄し、乾燥させます。
  3. 適当なサイズにカットする
    • 牛乳パックを縦に切り開き、
      底の部分を取り除きます。
    • 幅5cm程度の帯状にカットします。
      (使い方によってお好きな長さに)

4.細かく切り込みを入れる

・帯状にカットしたものを
端から細かく切ります(約2mm幅)。
(お好きな幅に)

・切りすぎないように
根元1cm程度は残します。

牛乳パックブラシを作るためにに牛乳パックを開いて洗って下方に切り込みをを入れた写真

5.束ねて固定する

・何本かのブラシ部分を重ねて
・ホチキスで留めるか、ガムテープが輪ゴムで束ねます。

牛乳パックを乾かして切り込みを入れ束ねって作った牛乳パックブラシ

牛乳パックブラシの活用法 ①お風呂の排水溝の掃除

掃除できる場所:排水溝のフタ、ゴミ受け、排水管の入り口

使用する洗剤重曹+クエン酸または排水溝専用洗剤お風呂の排水溝掃除の方法

1. ヘアキャッチャーの掃除として牛乳パックブラシを活用

おすすめの洗剤:

  • 塩素系漂白剤(カビ取り剤、パイプクリーナー)
    • 例: 「カビキラー」「パイプユニッシュ」など
    • 効果: 髪の毛や皮脂汚れ、ぬめりを分解・除去

掃除方法:

  1. 排水溝のヘアキャッチャー(ゴミ受け)についた髪の毛やヌメリを、牛乳パックブラシでかき出す。細いブラシ部分が髪の毛を引っかけて取り除きやすい。
  2. 塩素系漂白剤をスプレー or 液体タイプをならかける
  3. 10〜15分放置し、しっかり洗い流す

2. 排水溝内部の掃除に牛乳パックブラシを活用

  • ヘアキャッチャーを外し、内部のヌメリや汚れをブラシでこすり落とす。
  • 牛乳パックのブラシは適度にしなるので、排水溝の曲がった部分にもフィットしやすい。

3. 排水トラップの掃除に牛乳パックブラシを活用

  • 牛乳パックブラシで排水トラップ(封水部分)にたまった汚れをかき出す
  • こびりついた汚れはブラシでこすりながら、必要に応じて重曹やクエン酸を使うとより効果的。

使用後の処理

  • 使い捨てできるので、掃除後はそのままゴミ箱へ捨てられる。
  • 環境負荷を減らしながら、衛生的に掃除ができる。

ポイントとメリット

コストゼロ:牛乳パックを再利用できるため、新たに掃除グッズを購入する必要がない。

エコフレンドリー:使い捨て可能で衛生的。プラスチック製ブラシの使用を減らせる。

カスタマイズ可能毛先の長さや幅を調整し、自分好みのブラシを作れる。

ヌメリに強い:水に強い素材で、排水溝のヌメリ掃除に適している。

牛乳パックブラシの活用法 ②キッチンの排水溝の掃除

牛乳パックブラを使ってシンクの排水溝掃除

掃除できる場所排水口のゴミ受け、排水トラップ、排水管の入り口

使用する洗剤重曹+クエン酸またはキッチン用漂白

1. 排水口のゴミ受けの掃除

  • 排水口のゴミ受け(ストレーナー)を取り出し、ブラシでこすって汚れを落とす。
  • 細い切れ込みのブラシが目詰まりした部分に入り込み、こびりついた汚れをかき出せる。
  • 油汚れが強い場合は、重曹とお湯を使って洗うと効果的。

2. 排水口周りのヌメリ取り

  • 排水口の内側を牛乳パックブラシでこすり、ヌメリやカビを落とす。
  • 排水口のフチや隙間に入り込んだ汚れも、しなるブラシがしっかりキャッチして除去できる。

3. 排水トラップの掃除

  • 排水トラップ(封水部分)が外せる場合は取り外し、ブラシで内部の汚れをこすり落とす。
  • こびりついた油汚れやヌメリが気になる場合は、重曹とクエン酸をふりかけ、泡が発生した後にブラシで擦ると効果的。
  • 仕上げにお湯を流してスッキリさせる。

4. 排水管の入り口部分の掃除

  • 排水管の奥まで掃除するのは難しいが、入り口部分の汚れは牛乳パックブラシでかき出すことが可能。
  • ブラシの先を少し折り曲げると、排水管の入り口にフィットしやすくなる。

使用後の処理

  • 使い終わったら、そのままゴミとして処分できるので衛生的。
  • 油汚れやカビがついたブラシを再利用せず、こまめに新しく作り直すのがおすすめ。

牛乳パックブラシを使うメリット

コストゼロ:不要になった牛乳パックを活用でき、新たに掃除グッズを購入する必要がない。

環境に優しい:プラスチック製ブラシの代わりに、リサイクル可能な材料を使用できる。

細かい汚れに強い:細いブラシ部分が排水口の隙間や奥まで届き、汚れをしっかりかき出せる。

衛生的:使い終わったらすぐに処分でき、雑菌の繁殖を防げる

牛乳パックブラシを使ったキッチンの油汚れ掃除方法

コンロ周りや換気扇の油汚れの掃除にも使えます。

使用する洗剤:食器用洗剤+お湯またはセスキ炭酸ソーダ水

牛乳パックブラシは、次のようなキッチンの油汚れ掃除に役立ちます。

① ガスコンロ・IHの油汚れ

  • 手順
    1. コンロ周りに重曹や食器用洗剤をかけ、油汚れを浮かせる。
    2. 牛乳パックブラシでこすり焦げ付きやベタつきを落とす。
    3. 汚れが落ちにくい部分は、ブラシを少し折り曲げて角を使いながら削る。
    4. 布巾で拭き取り、仕上げに水拭きする。
  • ポイント
    • 焦げ付きがひどい場合は、重曹ペースト(重曹+少量の水)を塗って30分ほど置くと落としやすくなる。

② 換気扇の油汚れ

  • 手順
    1. 換気扇のファンやカバーを取り外し、重曹水(40℃のお湯1Lに重曹大さじ2)に浸ける。
    2. 30分ほど置いたら、牛乳パックブラシでこすり、ベタつきを落とす。
    3. 取り切れない汚れは、ブラシの角を使って細かく擦る。
    4. 水で洗い流し、しっかり乾燥させる。
  • ポイント
    • 換気扇フィルターの細かい隙間にも、ブラシの細い部分が入り込みやすい。

③ キッチンの壁やレンジフードの油はね

  • 手順
    1. 壁やレンジフードに、セスキ炭酸ソーダ水(スプレータイプ)を吹きかける。
    2. しばらく置いて油汚れが浮いてきたら、牛乳パックブラシで軽くこする。
    3. 布巾で拭き取り、仕上げに水拭きをする。
  • ポイント
    • 牛乳パックの硬さがちょうどよく、こびりついた油汚れを削り落とせる。

④ シンク周りのヌメリや水垢

  • 手順
    1. シンク全体に重曹を振りかける。
    2. 牛乳パックブラシで磨き、水垢やヌメリを落とす。
    3. クエン酸水(クエン酸小さじ1+水200ml)をスプレーして中和させる。
    4. 水で洗い流し、乾いた布で拭き上げる。
  • ポイント
    • 水垢にはクエン酸、油汚れには重曹を活用するとより効果的。

使用後の処理

  • 使い終わったら、そのまま捨てられるので衛生的。
  • 油汚れがついたものは、新聞紙などに包んで処分するとゴミ箱が汚れにくい。
  • 繰り返し使いたい場合は、洗剤で洗ってしっかり乾かしておく。

牛乳パックブラシの活用法 ③車のホイール掃除

隙間の汚れをかき出すのにちょうどいいサイズ。

使用する洗剤:カーシャンプーや中性洗

1. 乾いた状態でホコリを落とす

  • まずは乾いた状態でホイールの表面をなでるようにし、泥やホコリを軽く払い落とす。
  • 牛乳パックのブラシは静電気が発生しにくいので、ホコリを絡め取るのに適している。

2. 洗剤をつけてブラッシング

  • ホイール専用の洗剤や、中性洗剤を薄めたものをスプレーする。
  • 牛乳パックブラシで溝や細かい部分をこする。特にスポークの隙間やナットの周りなど、通常のブラシでは届きにくい部分に使うと効果的。

3. 水で洗い流す

  • ブラシで汚れを浮かせたら、ホースやバケツの水でしっかり流す。
  • 仕上げに乾いた布で拭くと、水垢が残りにくい。

4. 使い終わったら処分

  • 牛乳パックブラシは使い捨てできるため、掃除が終わったらそのまま捨てられる
  • 再利用したい場合は、水洗いして乾燥させれば数回使える。

メリット

無料で作れる:使い終わった牛乳パックをリサイクルできる。

水に強い:紙ではなくポリエチレン加工されているため濡れても問題なし。

適度な硬さ:金属ブラシより優しく、ナイロンブラシよりも汚れを落としやすい。

使い捨てOK:汚れがひどくなったら気軽に捨てられる。

使い捨て?それとも再利用可能?

牛乳パックブラシは基本的に使い捨てとして利用できますが、しっかり洗って乾燥させることで何度か再利用することも可能です。 特に軽い汚れの掃除や工作用途なら、数回繰り返し使うことができます。ただし、汚れがひどくなった場合は、衛生面を考慮して適宜交換しましょう。

まとめ

牛乳パックを再利用することで、簡単に実用的なブラシが作れます。エコなだけでなく、家の掃除やペットケアにも活用できる便利なアイテムです。 用途ごとに形を工夫すれば、より使いやすくなります。使い終わったら適宜処分し、必要に応じて新しく作り直すことで、無駄なく活用しましょう!

タイトルとURLをコピーしました