「岸辺露伴は動かない 懺悔室」映画化—ジョジョの世界観

映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」の撮影に用いられたベネチアの画像 ブログ

「岸辺露伴は動かない 懺悔室」映画化。その魅力をのぞき込みます。何より楽しみなのはベネチアでのオールロケ。街全体が芸術であり、美術館。単に美しいだけでなく、きっとこの場所で多くの人のそれぞれの人生と関わりがあったであろうと感じさせるベネチアの色気。「岸辺露伴は動かない 懺悔室」そのもの。大きなスクリーンで見るのが楽しみです。

「岸辺露伴は動かない 懺悔室」映画化

「岸辺露伴は動かない 懺悔室」は、
荒木飛呂彦の人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の
スピンオフ作品「岸辺露伴は動かない」シリーズの第一話です。
このエピソードは、主人公・岸辺露伴がイタリアの教会の懺悔室
見知らぬ男から告白を聞くという独特なシチュエーションでの展開。

岸辺露伴は動かない懺悔室での物語(ネタバレあり)

物語の舞台は、ヴェネツィアの荘厳な教会
岸辺露伴は神父に成りすまして
懺悔室で一人の男の告白を聞くことに
その男は、過去に犯した冷酷な行為が原因で
呪いを受けたという衝撃的な内容を語り始める。

男の懺悔によれば、
彼が若い頃にトウモロコシの食品工場に勤務、
その時工場を訪れた浮浪者に対して冷酷な行動をとる。
これが彼の人生の転落のきっかけに
その後、男は幸せの絶頂で不幸に、
そして絶望的な人生を送ることに

「岸辺露伴は動かない懺悔室」の魅力は心理戦

このエピソードの見どころは、
岸辺露伴の冷静沈着な対応と心理的な緊張感です。
普段は漫画家として活動している露伴ですが
今回は神父に成りすまして他人の告白を聞くという異色の設定が
物語を一層引き立てます。

荒木飛呂彦の独特なストーリーテリングが光るこのエピソードでは、
人間の罪と罰因果応報という普遍的なテーマが描かれています。
浮浪者に対する冷酷な行動が
人生にどのような影響を与えるのかを描写することで
読者に道徳的な問いかけ。

「岸辺露伴は動かない 懺悔室」映画化と最新情報

映画版は、2025年5月23日に公開予定で、
全編イタリアヴェネツィアでの撮影。
主演は高橋一生さんが岸辺露伴役を務め、
飯豊まりえさんが泉京香役を演じます。

映画版では、原作のエピソードに加えて
映画オリジナルのエピソードも追加され、
時空を超えて続く「呪い」に満ちた
サスペンスとして展開されるとのこと。
ヴェネツィアの美しい風景が物語にリアリティを加え、
視覚的にも楽しめる作品に。

映画

ベネチアの魅力:岸辺露伴「懺悔室」の舞台としての理由

物語を彩る神秘の街――「懺悔室」の舞台・ベネチアの魅力

ベネチアは水の都として世界的に知られ、
歴史と神秘に満ちた独特の雰囲気を持つ都市
「岸辺露伴は動かない 懺悔室」のロケ地として選ばれた理由も
まさにその雰囲気にあります。
迷路のような狭い路地、水路を行き交うゴンドラ、
時を止めたかのような古い建築物が、
物語に不穏な空気と緊張感を与えています。

ベネチアが映し出す罪と赦しのドラマ――「懺悔室」の舞台背景

ベネチアの象徴とも言える
サン・マルコ大聖堂リアルト橋だけでなく、
小さな教会や静かな広場が点在し、
街全体が美術館のようです。
このような歴史的背景と独特の風景が、
懺悔室というテーマに重なり、罪と赦し
秘密と告白のドラマをより深く引き立てています。
ベネチアの神秘的な美しさが物語に奥行きを与え、
視聴者を引き込む要因となっています。

ベネチアを知るには、以下の公式ウェブサイトが最もおすすめ

  • Venezia Unica: ベネチア市の公式観光サイトで、
    観光スポット、イベント情報、交通手段、入島税の支払い方法など、旅行に役立つ情報が提供されています。 ヴェネツィアユニカ
  • Italia.it: イタリア政府観光局の公式サイトで、
    ベネチアを含むイタリア各地の観光情報が掲載されています。 イタリア.com

「岸辺露伴は動かない 懺悔室」への高橋一生さんのコメント

主演の高橋一生さんは、この作品に対して非常に情熱を持っており、
特に全編ヴェネツィアでの撮影について感銘を受けたそうです。

高橋さんは、「岸辺露伴を演じさせていただいてから、
これまでテレビドラマシリーズは4シーズン、
前回の映画も入れて全10話、5年目になります。
これだけ長い時間を一つの役と生きられることは、
俳優として貴重な体験ですし、幸運に感じています」と。

「今回は原作に於ける『岸辺露伴は動かない』の原点である『懺悔室』を、
幸運なことに原作通り全編イタリアのヴェネツィアで撮影。
定めていない原作世界の時系列が、
生身の人間の僕が演じさせていただく岸辺露伴の世界では、
一つに繋がっていきます。
ここにきて、ようやく原作の原点に手が届きました」ともコメントしています。

「この幸運も生身の人間だからこそ感じられることでしょうか、
これまでご一緒してきたスタッフに加え、
イタリアの陽気で真摯な素晴らしいスタッフが加わり
また新たな岸辺露伴の世界を作れたのではないかと思います」と述べています。

モミジ
モミジ

高橋一生さんはテレビそして映画化と回を追うごとに
岸部露伴の特異なキャラクータ―がより尖っていってますね。

イタリアって陽気というより、何かミステリアス
岸辺露伴の世界観にガチで合ってますよね。

「岸辺露伴は動かない 懺悔室」への飯豊まりえさんのコメント

飯豊まりえさんは、「再び、露伴の世界に参加できたこと、
幸福な時間を噛み締めながら、大切に演じさせていただきました」と。
また、「ヴェネツィアは、歴史と芸術が息づく街でした。
いい緊張感、高揚感が漂っている撮影現場で
特別な時間を過ごさせていただきました」ともコメント。

「岸辺露伴は動かない 懺悔室」への渡辺一貴監督のコメント

渡辺監督は、「『岸辺露伴は動かない』シリーズ最初の作品『懺悔室』。
この記念すべき大切なエピソードを、
オールヴェネツィアロケで撮影できたなんて、
クランクアップした今でも信じられない。
そこは陰と陽が混在する不思議な街だった。
廃墟、墓地、教会、貴族の館、迷路のような石畳の路地。
そしてそこにいつものように凛として立つ露伴先生……。
撮影した全ての場所、
全ての時間が愛おしい。いつまでも撮り続けていたい、
この時間が終わらないでほしい……。
そんな思いを抱きながら撮影を続けるうちに、
懺悔室』はこの街でなければ生まれなかったのだ」と確信したと述べています。

岸辺露伴の個性が生む物語の深み――「懺悔室」の魅力とは

「岸辺露伴は動かない 懺悔室」の魅力は、
何と言っても岸辺露伴というキャラクターの個性と、
荒木飛呂彦の奥深いストーリーテリングです。
露伴は、好奇心旺盛で独特な価値観を持つ人物でありながら、
他人の人生に興味を抱き、物語の中心に自ら飛び込んでいきます。
この姿勢に飲み込まれてしまいますね。

映画上映について

映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』の上映情報については、公式サイトをご覧ください。

キシペロハン映画

また、最新の情報や予告編は、公式X(旧Twitter)アカウント(@rohan_movie)や公式Instagram(@rohan_movie)でも発信されています。

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