阪神タイガースの監督交代が大きな話題に。
阪神ファンが波を流す中、何も言わずマウンドを去った岡田監督。
体調不良とは言われていますが、
あまりにも不自然
退任した岡田彰布監督に代わり、
藤川球児氏が新監督に就任。
背後には阪急阪神ホールディングス(HD)と
阪神球団の間で繰り広げられた主導権争いがあったと。
岡田彰布監督の退任の背景
10月13日に行われた
クライマックスシリーズ(CS)で
阪神はDeNAに敗退。
スタンドでは「オカダコール」が響き渡った。
しかし、岡田監督はファンの前に
姿を見せることはありませんでした。
退任の理由は年齢や契約終了
という表向きのものだけでなく、
球団との複雑なやり取りがあった
とされています。
阪神OBによると
岡田監督は球団から強く要請があれば続投するつもりでしたが、
球団からの打診はなく、
後継者指名の権利も与えられませんでした。
そのため、退任会見を行わなかったとという声も。
岡田監督退任の裏に阪急と阪神の力関係
2006年の合併以降、タイガースの監督人事は
基本的に阪神球団が主導していました。
しかし、2022年の矢野耀大監督の退任後、
親会社である阪急側が初めて
監督人事に関与する事態が発生しました。
元阪神球団社長の野崎勝義氏によると、
阪急HDの角和夫会長が岡田監督を強く推し、
監督人事に初めて阪急側が介入したといわれています。
あの宝塚歌劇団のいじめ問題が発生した時、
並んで記者会見に応じた人たち。
彼らの唯一の成果は
岡田監督誕生に寄与したことだと言われていたのに。
鳥谷敬監督の阪神監督構想の挫折
その後も角会長は岡田監督の強力な後ろ盾となり、
次期監督として鳥谷敬氏を考えていました。
岡田監督にもう1年続投を要請し、
その間に鳥谷氏を育成して次期監督に据える計画が、
宝塚歌劇団でのパワハラ事件が影響し、
角会長が辞任を示唆。
阪急HDの影響力が弱まったため、
鳥谷氏が監督候補として台頭する機会を失ったとも。
鳥谷敬も阪神ラブ
将来的に監督になる可能性については前向きな姿勢を示しており、「そういう言葉をいただけるように頑張りたい」と語っていたことも。
藤川氏も鳥谷氏誰にも負けないは阪神ラブ。いつか鳥谷監督という日が来るかも。
阪神ファンはどちらも大好き。もちろん岡田前監督も大好き。
藤川球児阪神新監督誕生の裏側
阪急側の影響が薄れたことで、
阪神球団は主導権を取り戻すために
藤川球児氏を新監督に据える決断。
藤川氏は引退後すぐに球団の編成をサポートし、
若くして阪神の象徴的存在でもあるため、
球団にとって新たな時代を象徴するにふさわしい人物。
岡田監督も、教え子の1人である藤川氏に強く反対する理由がなく、
藤川氏の監督就任はスムーズに決定。
「阪神球団は主導権を取り戻すために」
ここが問題なのよー。
考えようによっては、
球団の主導権という野球以外の面で
来年度の監督が決まってしまったとも取れるのよー
藤川球児氏と岡田前監督との深い師弟関係
藤川球児と岡田彰布の師弟関係
新監督に就任した藤川球児氏は、前監督の岡田彰布氏とは良好な関係。
藤川監督は、岡田氏を「大恩師」として深い尊敬を示し
監督就任会見でもその感謝の意を表明。
リリーフ転向で築かれた信頼
藤川氏のプロ入り当初、
岡田氏は2軍監督を務めており、
そこで二人の関係がスタート。
岡田氏の指導でリリーフ転向を勧められた藤川氏は、
この選択によって大成功を収めることに。
岡田前監督からの激励
藤川監督は、就任にあたり岡田前監督から
「頑張れよ」と激励の言葉をもらい、
それを胸にチームを率いる決意を固めました。
岡田イズムを継承しつつ、
藤川監督は自身のスタイルで
新たな時代の阪神を作り上げる意志を表明。
前岡田監督のやめる時のあの気まずさは
やっぱり球団の決定過程にあるのではないかなー。
みんな阪神ラブなのにー。野球ラブなのに―。
でもフロントの人は野球人の感覚にちょっと鈍いところがあるかも
阪神球団の新たな動きと未来
監督人事に加えて、オーナーも交代することが決定。
阪神球団のオーナーであった杉山健博氏が退任し、
新たに阪神電鉄会長の秦雅夫氏が就任予定です。
これにより、球団運営の主導権は再び阪神側に戻る形となり、
伝統重視の運営スタイルに戻ることが期待されています。
岡田前監督ありがとう
岡田イズムを受け継いだ新監督。
今回の監督交代劇は、阪急主導の時代から
再び阪神球団が自らの運営を取り戻す象徴的な出来事と言えるでしょう。
来季の藤川タイガースがどのようにチームを率いるのか、
阪神ファンや関係者の期待が。
阪神ラバーはいつも阪神を応援しています。