紫式部（藤式部）は藤原道長の愛人（妾）だったのか？

「光る君へ」では36話で藤原道長と紫式部の関係が
バレるか？ドキドキ。
紫式部と藤原道長の愛人だったのか？
紫式部と藤原道長が愛人関係にあった可能性はあり。
この件に関して調べてみました。

紫式部は藤原道長の妾だったのだろうか
藤原道長と紫式部の具体的な逸話
藤原道長と紫式部の二人は「ソウルメイト」

紫式部は藤原道長の妾だったのだろうか

宮中で噂される紫式部と藤原道長の関係

藤原道長と紫式部の関係は、
平安時代の宮中でさまざまな噂が飛び交っていました。
紫式部は『源氏物語』の作者であり、
藤原道長の娘・彰子に仕える女房としても知られており、
そのため二人の関係が注目されることとなりました。

紫式部日記に見る親密な交流

宮中で噂される二人の関係
紫式部の日記には、
道長が和歌を贈ったり、
夜中に彼女の部屋の戸を叩いたりする場面が描かれています。
こうしたエピソードから、
二人の間に特別な感情があったのではないかという推測が生まれ、
噂が立つ原因となりました。

モミジ

たとえ最高権力者藤原道長といえど、
夜中に部屋を叩くと言えばそれは、
ビンゴでしょ。

でも、紫式部も「紫式部日記」に残すくらいだから、
噂なんか気にしてないのが、
肝が据わってて素敵。
どのような形であれ
藤原道長が最高権力を手に入れる為、
紫式部は絶対必要な存在であったのは
間違いない。
「ソウルメイト」というのは
あながち間違いではないかも

宮廷文化の一環としての交流

一方で、これらのやり取りは当時の宮廷文化において
一般的なものであり、
必ずしも恋愛関係を意味するものではない
とも解釈できます。
道長が紫式部を彰子の教育係として迎えたのは、
彼女の文学的才能を高く評価してのことであり、
信頼の上に成り立つ関係でした。

さまざまな解釈が可能な二人の関係

結局のところ、
二人の関係については多くの解釈があり、
確かな証拠はありません。
ただし、彼らの交流が宮中で話題となり、
噂が広まるほどに注目されていたことは事実です。

藤原道長と紫式部の具体的な逸話

藤原道長と紫式部の関係については、
歴史的にさまざまな議論や噂が存在します。
その中でも特に注目されるのは、
彼らの間に交わされたいくつかの具体的な逸話やエピソードです
以下に、彼らの関係を巡る代表的な逸話をご紹介します。

1. 宮中だけではない紫式部と藤原道長の愛人関係の噂

紫式部と藤原道長が愛人関係にあったという説は、
長い間語り継がれてきました。
歴史学者の角田文衞氏は
道長が紫式部を自分の妻妾とし、
彼女を娘・彰子の側近として
重要な役割を果たさせた
可能性があると主張しています。
また、『尊卑分脈』という歴史書にも、
紫式部が「道長の妾」であったとの記述があるため、
この説は一定の支持を受けています

2. 女郎花のエピソード

『紫式部日記』には、
藤原道長が早朝に紫式部の部屋を訪れ、
女郎花（おみなえし）の一枝を贈る
というシーンが描かれています。
この時、道長は「遅くてはわろからむ」と、
まるで彼女を励ますような言葉を
かけていました。
このやり取りは、
単なる主従関係を超えた親密さを感じさせるものです。

モミジ

いくら時の最高権力者の
藤原道長とはいえ
女官の部屋に
朝早く入るのはネ～

3. 梅の枝のエピソード

同じく『紫式部日記』には、
道長が紫式部に
「源氏物語の作者だから恋愛に詳しいだろう」と
問いかけたエピソードも記されています。
これに対して紫式部は
「誰も私を口説いたことなどない」
と怒りを表明しています。
このエピソードから、
道長が彼女に対して少し軽い口調で接していたことが伺えますが、
同時に紫式部の知的で独立した態度もうかがえる一幕です。