固定電話は必要か?解約のメリットとデメリット

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率直に言って固定電話は不要。経済的理由はもちろん。
 防犯の意味でも固定電話を持つ意味はない。
 ただ何となく、固定電話をおいていましたが、
 ふと気づくと1,2年固定電話を使用していません
 もちろんその間の経済的損失は多い。

固定電話は必要か?解約のメリットとデメリット

令和4年11月及び12月に認知した特殊詐欺事件において、
被害者への最初の接触手段の約85%が電話で
その電話の約97%が「固定電話」でした.

固定電話を無くして節約

現代のデジタル時代において、固定電話の存在はますます希薄となっています。もし、あなたが固定電話をほとんど使用していないのであれば、その契約を見直す絶好の機会かもしれません。固定電話の解約によって、年間で約2~4万円ものお金を節約できるかもしれません。

固定電話の解約して特殊詐欺を防ぐ身を守る

令和4年11月及び12月に認知した特殊詐欺事件において、
被害者への最初の接触手段の約85%が電話で
その電話の約97%が「固定電話」.
また、警察庁によると、
令和4年の特殊詐欺の認知件数は17,570件で
被害額は370.8億円でした。こうした被害のほとんどが、
自宅の固定電話への1本の電話から始まっています
様々な対策が考えられますが、
そもそも固定電話は必用なのでしょうか?
モミジは自分自身を守るためにも
高齢者を守るためためにも、
固定電話は必要ないと考えています。
経済的にもこの一年間一度も固定電話を使っていないのです。

というわけでモミジは固定電話を解約しました。

特殊詐欺の被害状況

  • 令和5年9月の特殊詐欺の認知件数は14,024件。
  • 被害額は約302.1億円

特殊詐欺の中でも最も多いのは還付金詐欺であり、
被害者の約7割が65歳以上の高齢者
驚くべきことに、特殊詐欺の検挙率はわずか1.9%で、
詐欺師の逮捕や摘発は難しい実態が浮き彫りにされています。

固定電話は必要か?被害者への最初の接触手段の約85%が電話で、その電話の約97%が「固定電話」

そもそもナンバーが表記されるというのは、
詐欺をする側にとって多少の抑止力になるのではないでしょうか。
それに簡単に基地局を特定することができるのですから

なぜ固定電話がアポ電詐欺の被害に繋がりやすいのか?

名簿としての存在 詐欺師にとって情報の宝庫

固定電話は、従来の電話帳やディレクトリとして存在し、
その情報は比較的簡単に入手可能です。
アポ電詐欺師はこれらの名簿から電話番号を収集し、
無作為にかけることがあります。
つまり、固定電話は詐欺師にとって情報の宝庫なのです・。

高齢者が多い利用者

そもそも固定電話を契約している人の中には、高齢者が多いのです
当然犯罪者にとっては容易な標的となりやすいです。
高齢者はテクノロジーに対する知識が不足している場合も多い。
詐欺師のトリックに騙されやすい傾向があります。

固定電話を使わないなら、解約を考えよう!2~4万円の節約のチャンス

現代のデジタル時代において、固定電話の存在はますます希薄となっています。
もし、あなたが固定電話をほとんど使用していないのであれば、
その契約を見直す絶好の機会かもしれません。
固定電話の解約によって、年間で約2~4万円ものお金を節約できるかもしれません。

固定電話を解約するメリット

特殊詐欺から身を守るためには、固定電話を無くすことが一つの選択肢。

ナンバーディスプレイやナンバーリクエストの利用

登録しておけば一目瞭然家族や友人の名前が画面にでる。
ナンバーディスプレイやナンバーリクエストの利用がより効果的になります。
これらの機能を有効に利用することで、
着信時に相手の電話番号を確認し、
不審な番号を無視できます。
必ずナンバーは表記されるし、記録
される、
不安に思ったらそのまま派出所へ。
もちろん、ナンバーリクエストを通じて不明な番号からの着信を制限することも可能。

通話が録音できる

特殊詐欺から身を守るためには、通話を録音することが有用
通話を録音することで、詐欺の証拠を収集し、
警察に提供。
この記録は、犯罪捜査に役立つことがあります。

電話番号の変更

詐欺師によるしつこい着信を受けている場合、
電話番号を変更することが検討されます。
これにより、詐欺師からの連絡を遮断することが可能に。

特殊詐欺対策機能を持つ電話機の利用も

一部の電話機には特殊詐欺対策機能が搭載されており、
不正な着信をブロックする機能や
詐欺警告を表示する機能を提供しています。
これらの電話機を利用することで、
詐欺からの保護が向上します。

ただし、固定電話を解約するデメリットも

非常時の信頼性の低下

固定電話は通信インフラが安定しており、
災害時などの非常時に信頼性が高いとされています。
携帯電話のネットワークは過負荷になりやすいため、
固定電話の廃止によって非常時の通信が影響を受ける可能性があります。
あの東北での大震災の時、
スマホより固定電話の方がつながるの早かったことは事実です

高齢者や地方地域の利用者の困難

固定電話は高齢者や一部の地方地域に住む人々にとって主要な通信手段であり、
テクノロジーへのアクセスが制限されている場合があります。
固定電話を廃止することで、これらの人々に影響が出る可能性があります。
通信設備が整っていない地域では固定電話は必須という場合も

通信品質の低下

固定電話は通話品質が高く、通信障害が少ないとされています。
一方、携帯電話は電波の届きにくい地域や通信の途中で切れることがあるため
通信品質が低下する可能性があります。

個々のの状況によって判断が分かれるところですね。

固定電話の廃止時の注意点

身元証明のための番号

固定電話の番号が身元証明や連絡手段として必要な場合があります。
廃止する前に、その必要性を確認しましょう。
しかし
固定電話でなければ証明にならないケースはほぼ皆無です
まず問題ありません。

知らせている人への連絡ー連絡先を変更を必ず知らせる

固定電話しか知らない人からの電話がないか、
学校や医療機関などで固定電話が登録されていないかを確認し、
連絡先を更新しましょう。
これが一番重要

まとめ: 固定電話廃止にはメリットだけでなくデメリットもー判断は慎重に

固定電話を無くすことで特殊詐欺からのリスクを軽減できる一方、
デメリットもあります
特に高齢者や固定電話に頼る地域の住民にとって、
通信手段が制限される可能性があるため、
慎重に検討すべきです。
一方で、新しいテクノロジーを活用し、
特殊詐欺から身を守るための対策を積極的に取ることは不可欠です。
固定電話の廃止は、特殊詐欺から守るため有効です。
個々の事情に合わせて慎重な判断を。
また、固定電話を廃止したからと言って
犯罪がなくなるわけではありません。

常に犯罪のリスクと背中合わせであること考え、
お金の話が出たらそれは詐欺
と思うくらいのリスク管理意識が必要。

固定電話の廃止はコスト削減や利便性向上など多くのメリットがある一方、
特に高齢者や非常時の通信信頼性を考慮する必要があります。
検討する際にはこれらの要因をバランスよく考慮し、
最良の決定を下すことが重要。

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